よつば倶楽部2004年11月号


 

よつば倶楽部2004年11月号

初めまして、11月担当の伊藤幸子と申します。宜しくお願いします。
私は事務所まで、電車通勤をしていますが、車窓から見える四季折々の
景色を眺めるのが、楽しみの一つです。また、毎日、色々な方との出会いが
あり、少しだけ、その人の人生にふれることができます。


 色々な花の中でも、私は、コスモスが大好きです。その中でも、ピンクと
白の色がお気に入りですが、最近、もうひとつ、好きな色が増えました。それは、
淡い黄色のコスモスです。イエロ-キャンパスと言う、この名称も気に入っています。


 最近、通勤電車の中で、学生さんに席を譲って貰うといったことが、2日間続けて
ありました。有難うと御礼を言って、座らせて貰いましたが、自分としては、まだまだ
席を譲ってもらうような年齢ではないと思っていましたので、自分の中で、自問自答が
始まりました。「余程疲れ果てて見えたのかな」「いやいや、自分の母親の様?な人を
立たせておくに忍びなかったんだよ」「それとも、やっぱり、顔を見て年取って見えたかな」

「そんなはずがない… 」次の日から、背筋をピンと伸ばし、ちょっぴり若作りをして

出勤しました。何はともあれ、席を譲って下さった、学生さんの気持ちが嬉しかったです。


 いつも電車の中で出会う、お二人のご婦人のお話です。「私らも、そろそろ仕事を辞め
やんといかんかな-」「そんなん、辞めてくれて言われるまで、行ったらええやん」
「○○さんは、何歳で辞めたんやった?」「72歳で辞めたんやに」「それなら、まだ
まだ、大丈夫やな」この会話を聞いて驚きと共に、まだまだ私も頑張らないと
いけないなあと言う元気を貰いました。お二人共、いつまでもお元気で、頑張って下さい。

                 

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