よつば倶楽部2005年8月号


 

よつば倶楽部2005年8月号

皆々様、こんにちは。事務長の五味です。
お仕事がんぱってますかー ダアー
めっきり暑くなりましたが、はりきっていきましょう。


 ■読書のすすめ


 先日、お客様からの相談があり、お兄さまが歯科医師で近々開業をしたいという内容でした。
なんとか税務以外の分野でもお役に立ちたいという思いから、アマゾンで歯科医院関係の書籍を
検索したところ、「歯科医院地域一番実践プロジェクト」という書籍がトップで表示されました。


         

     
    なにやら、興味を引きそうな題名です。
    レビューを見るとなかなか良さそうな感じです。
    しかし、値段が4,515円と専門書並みに高額です。




 これまで、ネットで書籍を購入して、はずれを引いた経験が多いので、ショッピングカートに
いれてはみたものの、出したり、入れたりを3回ほど繰り返しました。

「エイッ」とクリックして2日後に書籍が届くと、あっという間に読んでしまいました。

 歯科医院の専門的な話かと思ったら、物語風の経営+自己啓発の本です。

 この本の主人公、横田歯科医院の院長は開業12年で、いままで多くの歯科医院が近隣で開業しても、
がんばって診療をしてきました。しかし、駅前に大型の歯科医院ができてからは、急激に業績が悪化
してしまう。

なんとかしなくてはというあせりだけが空回りする。
しかたなく、先輩の柏木先生に相談に行く......
というような話の展開です。


 スタッフの気持ちや院長の気持ちが描写されており、感情移入してしまいます。
なかでも、
「院長は経営者であり、スタッフのマネージャーでありそして歯科医師という3つの役割をはたさ
なければならない。」

この文章にはしびれました。


 歯科医師だけでなく、中小企業の社長でも経営を意識している人は少ないと思います。
この本に書いてあるように、もっと経営について勉強しなくてはという気持ちになりました。


 歯科医院だけでなく、医業などクリニックにもオススメです。

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