よつば倶楽部2005年10月号


 

よつば倶楽部2005年10月号

こんにちは。10月号を担当します安田康志でございます。


 さて、私は今年の春から柄にもなく園芸を始めました。まさか、花の名前も???な私が、
土いじりをするとは自分自身も夢にも思わず。まったくの素人状態からの挑戦です。


 春に始まって10月までの半年間の奮戦記をお伝えいたします。
まずは植える花選び。素人でも育てやすいということでハーブ主体に植えることに。


 ハーブは


 ①ペパーミント。たった13株から一番繁殖した生命力の強さには脱帽。

           

 ②レモンバーム。気持ちが和らぐ香りはハーブの中で一番。

           

 ③アップルミント。葉っぱをアイスクリームに入れるととても美味。


 ④グレープフルーツミント。ちょうどいま、紫の小さな花が満開。

           

 ⑤オレガノ。背の高い男性的なハーブ。


 ⑥カモミール(ローマン)。細い葉が地面に広がり青リンゴの香りが秀逸。青虫も大好物でした。

               

 ⑦ワイルドストロベリー。細い茎と大きな葉っぱが特徴。

           

 ⑧タイム。個人的には一番好きなハーブなので玄関脇に。



 グラウンドカバー用にコニファー、たまりゅう、ポーチュラカ

            

 シンボルツリーにやまぼうしと珍しいメイプルレインボー(花散里)

             

 家族のたっての希望でイングリッシュローズとミニバラ、ローズマリー


 ご近所からいただいた南天、水仙

          

 最後に秋ということでコスモス

       



  -格闘編-

 ①怪虫出現

 春は虫の季節です。「人の口に入れるハーブには無農薬で」との方針が祟り、害虫との戦いと
なりました。春~夏は毎日早起きして青虫、毛虫、夏~秋はバッタの捕獲が日課となりました。
バッタ取りは素手で掴み取りができるほどに上達。また、はじめは放置していた愛嬌のあるダンゴ
ムシもハーブの根を食べるということが判明し捕獲の対象に。さらに、やまぼうしには人の中指の
太さもある巨大尺取り虫が多数寄生。割り箸でつまむとグリングリン暴れる尺取り虫の駆除は大騒動
でした。



 ②枯れたハーブ

 異常に暑かった今年の夏。厚さに弱いハーブは一部枯れてしまいましたが、秋になって山間地
だったのが幸いしてか、涼しさでまた元気を取り戻してきました。来年はしっかりと厚さ対策を
考えます。


 ③モグラのプレゼント

 秋になって朝起きると庭に黒い土がもっこりと盛り上がり?そんな現象が数日続きました。
ご近所の話でモグラが犯人ということで決着しました。土は「色が黒いほど植物にはよい」との
ことで、弱っていたハーブたちの根元に蒔きました。



  -収穫編-

 ワイルドストロベリーが小さいながら実を付けるようになりました。夏はバニラクリームと
一緒に食しました。写真の赤いのが実です。
 また「ワイルドストロベリーを育てると結婚できる?」らしく、事務所職員からの希望で
株分け中です。新株はもうじき巣立ちできそうです。
 南天も実が付きだしています。来年の正月になったら真っ赤になって、我が家のリビングに
かざれるでしょう。



 半年経って、植物は愛情をかけるほど育つものと実感しました。冬が近づき早朝の水やりは
寒いですが、来年にまた花が咲くように秋~冬もがんばります。

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