よつば倶楽部2008年7月号


 

よつば倶楽部2008年7月号

7月担当の熊本たか子です。
バタバタとせわしな~い毎日の中で私が最も癒されるのは、実家で犬たちと戯れて
いるときです。というわけで、今回は実家の犬たちを紹介します。



①カポネ(スピッツ.♂)
何年か前、母が新聞で「飼い主募集」の広告を目にし、引き取ってきた犬がカポネです。
「飼い主の方が危篤状態で、しかも身寄りもなく、大切にしていた飼い犬が取り残され
てしまう。どなたか引き取ってほしい。」という記事で、気の毒に思った母は、電話を
して愛知県まで取りに行きました。
その後間もなく、その飼い主の方は息を引き取られたそうですが、その方はおそらく
初老の男性だったのでしょう。カポネは散歩中、同じ年齢くらいの男性に出会うと、
そのたびに必ず立ち止まって、その男性をじ~っと見つめるのです。
カポネ、行こう!」
と呼びかけても動かずに、むしろその男性についていこうとするくらいで、その姿を
見ると、少しウルッとすることもありました。

そんなカポネの大好物は、キャベツの芯とか大根の皮などの、いわゆる野菜ゴミです。
本当にいいヤツです。



      


②リュウ(雑種.♂)
これまた何年か前に、母が鈴鹿のゴルフ場近くのたんぼ道で、ゴミを食べているリュウ
を見かけてかわいそうに思って連れて帰りました。見かけによらず大変臆病で、一度雷
にビックリして家を飛び出してしまい、はるか遠くの川縁で発見されたこともあります。

リュウの大好物は道端に落ちているティッシュなどの紙類です。


     


③ハル(雑種.♀)
ハルは、何年か前に、妹が保健所から引き取ってきた犬です。
以前飼っていたベッキーという犬がいなくなって保健所に探しに行ったときに、
その保健所で悲しそうな目をしていたのを見かけて連れ帰ってきました。

保健所に入ってどんな世界を見たのか、本当に精神的に病んでいたんだと思います。
飼い始めの頃はもうどうにもならないくらい言うことを聞かず、脱走もするし、
人も咬むし…という状態でした。

そんなハルも今ではすっかり落ち着いて、私が行くとニッコリ笑顔で迎えてくれます。


     


④クッキー(ミニチュアダックス.♀)
クッキーは5年前くらいにもらわれてきた幸せものです。
他の犬とは違って人生経験も乏しく、生まれつき見た目も愛らしいので人にも嫌われず、
本当にぬくぬくと成長してしまったため、わがままで自分勝手な犬になりました。

それでも私はクッキーが大好きで、毎週土曜日には、近所の白髭神社へドライブに行って
います。クッキーは車に乗るのが大好きなのです。



     


⑤ナツとメイ(雑種.♂)
この2匹の兄弟は、私が結婚してから実家にやってきた犬で、実は私はあまり面識があり
ませんが、いちばんに飛んで迎えに来てくれるのがこの2匹です。

やってきた頃はまだ体も小さくて、クッキーよりも小さかったくらいなのですが、今では
実家の犬の中で一番大きく力強いです。

散歩の意味を全く理解していないのか、散歩に連れていっても本当に散歩そのものをする
だけで、トイレは実家の庭と決めているようです。



     


以上、私の愛すべき犬たちを紹介しました。
いつもでも元気で長生きして欲しいと思っています。

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