よつば倶楽部2005年4月号


 

よつば倶楽部2005年4月号

皆様、こんにちは。よつば倶楽部4月号を担当させて頂くことになった熊本直純と
申します。


 早速ですが、私の趣味の一つにゴルフが挙げられます。腕前はたいしたことはないので
すが、練習場で練習したり、たまに行くゴルフコースでいろんな方々とご一緒させてもら
い、好プレイに歓喜し、珍プレイに爆笑するのが何とも言えない楽しさです。このように
実際に球を打つというのもストレス発散にもなり好きなんですが、私はこれと同じくらい
にゴルフクラブそのものに対し異常なほど興味があり、いわゆる“オタク”というもので
あると思っています。


 ゴルフ5などゴルフショップに行くとウェア、手袋、バッグといったものが売られてい
ますが、やはりメインはゴルフクラブであると思います。ゴルフクラブにもドライバー、
フェアウェイウッド、アイアンセット、ウェッジ、パターがありますし、各メーカーがい
ろいろ新製品を発表しては心躍らせて試打をしたりすることにも楽しさがあります。しか
し、実際のところ新製品は高すぎて買えません。そこで私が利用するのは中古ショップや
インターネットのオークションです。新製品が出るということは型落ちのものが値崩れし
安くなってくるのでたまにビックリするくらい安くなっていることがありますので、中古
ショップ巡りやインターネットのオークションとにらめっこすることが休日の楽しみの
一つとなっています。



 このクラブオタクになるきっかけとして父親がゴルフ好きであったことが大いに影響さ
れたのですが、やはりアメリカPGAツアーをテレビや雑誌で見て、友達と話すようにな
ったことが最大のきっかけです。タイガーウッズが彗星のごとく現れ、彼らがどういった
クラブを使用しているのか興味を持ち調べてみると、その当時タイトリストというブランド
のクラブを使用していました。日本のツアーではブリジストン、ダンロップ、ミズノと
いったものが三大ブランドと思われますが、PGAではこのブランドを使用している
プレイヤーは少なめです。そのかわり、キャロウェイ、タイトリスト、テーラーメイドと
いったブランドの使用率が高いです。PGAの若手プレイヤーを見ているとトレーニング
によりアスリート体型であり、パワーとテクニックを兼ね備えていないと打ちこなせない
クラブの好んで使用しているところに惹かれたんですが、その中でもタイトリストのブランド
はよりアスリートゴルファーに支持されていました。

 当時、タイガーのライバルとして活躍していたデビットデュバルという選手がいました。
その選手は私と同い年ということもあり、ファンになりました。彼も当時はタイトリスト
のクラブを使用しており、私も負けてられない(?)という気持ちから収集するようにな
りました。見るからに難しそうなクラブがまた何とも言えず、使用しているだけで満足だ
ったりしていました。結局、タイトリストのアイアンセットだけでもDCI962、
962B、990、690MBと4セット持っています。これ以外にもドライバー、
フェアウェイウッド、ウェッジ、パターもそれぞれいろんなブランドのものを持っており、
ちょっとした中古ショップなら開けるくらいになっています(^^;)


 あとクラブにはシャフトという棒がヘッド同様重要な鍵をにぎっていることから、この
シャフトに対しても変なこだわりを持っています。ドライバーは飛距離を出したいために
カーボンシャフトを装着しています。しかし、シャフトもいろいろなメーカーがその人の
体力、ヘッドスピード、スイングスタイル等でマッチするものが千差万別であるので、
実際にいろいろ自分にあったものを探すのも楽しさの一つと思っています。例えばヘッド側
がしなる先調子というものとは高く上がりやすいという利点を持っていますし、グリップ側
がしなる元調子というものはシャフトが暴れずに方向性をとりやすくなります。その中間の
中調子はその間といったところでしょう。重さも重要です。軽いものだとヘッドスピード
が上がりますが左右に散らばるおそれがあります。重めであれば安定性が増すが体力のな
い方ですと飛距離が落ちてしまいます。各プレイヤーが求めるスタイルによって選択は
変わってくるでしょう。一方、アイアンなどは飛ばすクラブではないですのでドライバー等
飛ばすクラブに比べて重めのシャフトがいいようです。カーボンシャフトに対してスチール
シャフトというものがあります。この中でもアスリートゴルファーはトゥルーテンパー社の
ダイナミックゴールドが特に支持されています。私は本当、腕はないのですがそのこだわり
だけでアイアンはずっとダイナミックゴールドのシャフトを装着したクラブを使用してきま
した。しかし、近年、体力の低下、練習不足から打ちこなせなくなってきたために若干軽め
の日本シャフトを装着したものに変えてきました。よく雑誌に14本のバランスと考えると
アイアンの5番アイアンはドライバーよりも80~90グラム重いくらいがいいと書かれて
あります。そのあたりはこだわって調整しています。

 何度も言いますが私の腕はたいした事はありません。上級者の方々が読まれたら笑われる
かもしれません。しかし、ちょっとしたこだわりを持ってやってみることは自分だけの優越感
や楽しさを見いだせるのでより興味を持って取り組めるような気がします。



 最後に現在使用している私の14本のクラブを紹介させていただいて終了したいと思います。
興味のない方にとっては何のことやら??といった文章である思いますがここまでおつきあい
頂きましてありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。




私の14本
                   シャフト(インチ) 硬度  ロフト   バランス
   1W キャロウェイ
 
        グレートビックバーサⅡ      44.5  X   9.5     D3
   3W キャロウェイ スチールヘッド   43.0  X   15.5    D2
   5W テーラーメイド レスキュー    41.0  S   17     D2
   3I~PW

      テーラーメイド LAC CB         S    22~48   D1
     SW テーラーメイド LAC            S   56     D4
     LW     〃                  S   60     D3
     PT テーラーメイド          34.0

 

     


            

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